積水ハウス(株)は1日、09年1月期を最終年度とする新たな中期経営計画をまとめた。
04年策定の中期経営ビジョンで表明したCS(顧客満足)、SS(株主満足)、ES(従業員満足)の向上促進、「環境宣言」「サスティナブル宣言」などを踏襲。企業としての「未来責任」、社会資本充実に寄与するための「経年美化」をキーワードとする。
セグメントごとの各事業で、市場規模の変化にとらわれず常に5~10%の相対的・持続的成長をめざしていく。最終年度となる09年1月期の業績目標は、連結売上高1兆8,000億円(06年1月期比19.8%増)、営業利益1,240億円(同55%増)、経常利益1,250億円(同53%増)、当期利益700億円(同62.7%増)。セグメント別の売上高目標は、コア事業の住宅請負事業が8,300億円。少子高齢化の市場を冷静に分析し、従来の枠にとらわれない居住生活形態に対応した市場の創造でシェアを確保する。
そのほかの事業では、不動産販売事業が4,500億円(うち戸建分譲事業3,100億円、分譲マンション900億円、開発事業500億円)、不動産賃貸事業3,300億円を目標としている。