独立行政法人建築研究所と独立行政法人防災科学技術研究所は、木造構造と鉄骨構造を組み合わせた木質ハイブリット構造の3分の1スケール模型震動実験を3月10日に実施する。
同所は1999年より木質ハイブリット構造の防火性能評価法や設計法を開発することを目的とした技術開発プロジェクトを行なってきており、同実験もその一環。
木質ハイブリット構造の平面的複合構造5階建ての3分の1縮小模型(階高1m、平面は4m×6m)に微少加振として震度5弱相当を2回程度、本加振として震度6強相当の震動を与え、挙動を把握し、耐震設計法の検討に役立てる。
実施場所は独立行政法人防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の大型耐震実験施設。