不動産ニュース / 開発・分譲

2006/3/23

「東京ミッドタウン」が上棟/デザイン交流拠点を創設

「東京ミッドタウン」完成イメージ
「東京ミッドタウン」完成イメージ
商業施設の中心となる「ガレリア」イメージパース
商業施設の中心となる「ガレリア」イメージパース
決定したブランドマーク
決定したブランドマーク

 全国共済農業共同組合連合会、明治安田生命保険相互会社、積水ハウス(株)、富国生命保険相互会社、大同生命保険(株)、三井不動産(株)のコンソーシアムは23日、六本木防衛庁跡地再開発プロジェクト「東京ミッドタウン」の上棟式を行なった。

 商業施設部分のコンセプトを「ライフスタイル ミュージアム」に設定。周辺地域の居住者や勤務者などをはじめとする人々に「都心の上質な日常」を提供する施設とし、デザインに関する交流拠点「(仮称)東京ミッドタウン デザインハブ」を創設することを明らかにした。

 商業施設の店舗面積は約2万2,800平方メートル。ファッション、家具・インテリア、美容・健康関連、レストラン、食物販など約140店舗が出店する。
 また、ミッドタウン・タワー5階に創設される「デザインハブ」には、(社)日本グラフィックデザイナー協会が移転、「九州大学芸術工学 デザイン戦略拠点(仮称)」が設置されるほか、(財)日本産業デザイン振興会が中心となり、米国、オランダ、ドイツ、フィンランド、中国の大学と日本の産業やデザイナーを結びつける「インター・ナショナル・デザイン・リエゾン・センター」がオープンする予定となっている。

 なお、昨年より公募していたブランドマークも決定。世界45ヵ国、9歳~80歳まで総数7,983作品の応募が寄せられ、審査の結果、「ミッドタウン」の「M」をモチーフにした、グラフィックデザイナー・原野敦史氏の作品が選ばれた。

 「東京ミッドタウン」は、オフィス(延床面積約33万平方メートル)、住宅(同約11万1,000平方メートル、517戸)、ホテル(同約4万8,000平方メートル、約250室)、商業施設(約5万7,000平方メートル)などで構成。敷地面積は約6万8,900平方メートル。
 2007年春にグランドオープンする予定。

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