不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2006/3/24

JRF、投資物件に複合ショッピングモール「東戸塚オーロラシティ」を取得

 日本リテールファンド投資法人は23日、不動産投資信託(REIT)のための不動産投資物件として、「東戸塚オーロラシティ」(横浜市戸塚区)の不動産信託受益権の取得を決定したと発表した。

 JRFでは、同物件がJR横須賀線、湘南新宿ラインの2線が乗り入れる「東戸塚」駅前に立地しており、都心へのアクセスが良いことや、周辺地域のマンション開発により人口集積度が高いため、十分なマーケット力を有していることなどを評価している。商圏は3km圏で約26万人、5km圏で約78万人。また戸塚区の人口も2005年は103.4%(対2001年比)と上昇傾向にあり、今後も増加が見込まれている。

 同物件は1999年9月に開業した、鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階付8階建て、地下1階付8階建て、地下3階付4階建て、の3棟からなる商業施設。合計の土地面積は約3万平方メートル、延床面積は約15万平方メートル。
 メインテナント西武百貨店とダイエーで、駐車場部分を含み、20年間の普通借家契約を締結している。

 取得先は、ニューリアルプロパティ(株)(東京都千代田区、代表:東信彦氏)で、取得価額は505億円。

 取得資金については、同日、(株)三菱東京UFJ銀行など5行より、474億円借入し、資金に購入資金に充てると発表した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。