不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2006/3/29

東急リート、「湘南モールフィル」底地権を取得、「横浜山下町ビル」を譲渡

 東急リアルエステート投資法人は、藤沢市辻堂新町に立地する商業施設「湘南モールフィル」の底地権に係る信託受益権を取得した。取得価格は、68億1,000万円。同地は、JR藤沢駅と辻堂駅の中間に位置する総面積4万4,000平方メートルあまりの敷地で、現在、大和ハウス工業が事業用定期借地権契約により借り上げ、ショッピングセンターを運営している。年間総賃料収入は、3億4,800万円。

 また、同投資法人は、04年8月に取得・運用してきた「横浜山下町ビル」(横浜市中区山下町)を、横浜元町プロパティー特定目的会社に譲渡した。譲渡価格は64億8,000万円で、簿価との差額は約16億3200万円。同物件は、バーニーズニューヨーク横浜店が核テナントとして入居していたが、このほど同テナントとの賃料減額に応じる代わりに10年間の定期借家契約を締結した。このため、物件資産価値は向上したものの、分配金水準の向上に寄与しなくなったため、キャピタルゲインを得ることが投資家利益にとって最善として売却したもの。

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2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆