不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/4/11

ランド06年2月期決算、大規模分譲などが寄与し大幅増収増益

 (株)ランドは11日、2006年2月期決算短信(単体・連結)を発表した。

 当期(2005年3月1日~2006年2月28日)単体業績の売上高は229億5,600万円(前期比42.6%増)、営業利益は31億9,400万円(同76.2%増)、経常利益は25億2,300万円(同89.2%増)、当期純利益は16億4,500万円(同256.0%増)。
 当期連結業績(対象3社)の売上高は239億1,800万円(前期比48.5%増)、営業利益は32億3,500万円(同78.5%増)、経常利益は25億4,900万円(同91.3%増)、当期純利益は16億5,500万円(同258.9%増)と、大幅な増収増益となった。

 不動産販売事業では、大規模共同事業の第一弾である「ヨコハマタワーリングスクエア」(横浜市西区、総戸数625戸)の同社持分156戸のほか、「ランドシティ」シリーズ224戸等、分譲案件全体で464戸・9区画の引き渡しを実施。また、「横浜馬車道プロジェクト」(横浜市中区)をはじめとする不動産流動化案件8件の引き渡しを行なった結果、226億6,797万6,000円(前期比45.4%増)の売上を計上した。
 不動産関連業務受託事業では、販売代理物件として、「アルソス・フォンターナ」「アルソス・ジャルディーノ」(東京都府中市)など205戸、「ヨコハマタワーリングスクエア」の他社持分の販売代理相当183戸の引き渡しを実施。今期より本格参入した収益不動産保有事業における賃貸収入などを合わせ、売上高は12億5,046万7,000円(同142.2%増)を計上した。

 なお次期は、2月に設立した100%出資子会社(株)ランドネクサスを通じてシニア住宅事業に参入。売上高296億円、経常利益35億円、純利益19億6,000万円を見込むとしている。

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