(株)アイディーユーは、2006年8月期の連結中間決算を発表した。
売上高は110億7,300万円(前年同期比263.7%増)、営業利益は13億3,900万円(同552.1%増)、経常利益10億2,000万円(同588.1%増)、中間純利益は4億7,800万円(同1,392.8%増)であった。
同社では、2005年9月から2008年8月までの3ヵ年中期経営計画で、不動産インターネットオークションを通じて、インターネット上で不動産取引を完結できるマーケットの創出と、不動産流通を効率的・合理的にする社会インフラ整備をゴールに据え、合わせてこの期間中、出展総額1兆円の実現をめざしている。その実現に向け、不動産オークションの利用参加者を積極的に獲得するために、05年11月から「MOTHER’S AUCTION」を不動産事業者に開放するためにビジネスモデルを変更。さらにストラクチャードファイナンスによる戦略的な投資ビジネス、開発型SPCを活用した不動産開発、不動産のバリューアップ等の事業を積極的に展開した結果、大幅な増収増益を実現した。
2006年8月期通期の連結業績予想については、売上高330億円、経常利益30億円、当期純利益16億円を見込んでいる。