不動産ニュース / 開発・分譲

2006/4/24

ナイス、鉄筋施工状況をライブ映像で確認できる「ナイス・ビュー・システム」を導入

「ナイス・ビューシステム」イメージ
「ナイス・ビューシステム」イメージ

 ナイス(株)では、マンションの建設現場に複数の固定カメラを設置、インフォメーションセンター来場者がインターネットを通じて施工中のライブ映像を確認できる「ナイス・ビューシステム」を導入すると発表した。

 耐震強度偽装問題の発生により、マンションの構造や施工に対する不安感、不信感が高まっている中、従来見ることのできなかった鉄筋コンクリート躯体の施工状況を映像によってオープンにすることで、顧客に安心していただこうというもの。
 ビルやマンションなどの建設現場の安全管理・複数現場の同時監理を行なうネットワークカメラ用ソフトウェアをカスタマイズ、「ナイス・ビューシステム」として活用する。

 第1号として、横浜市鶴見区の「ナイスアーバン横濱鶴見フォルシオン」インフォメーションセンターに設置、試験的に運用を行なった後、新規に販売を行なうマンション全物件で導入する方針。
 また今後は、マンション契約者にID・パスワードを発行、契約者が自宅で鉄筋コンクリートの施工過程を見られるようにすることも検討している。

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