三井ホーム(株)は25日、06年3月期の連結決算を発表した。
連結売上高は2,326億9,200万円(前年同期比4.1%増)、営業利益43億5,600万円(同6.3%増)、経常利益45億3,000万円(同2.4%増)、当期純利益26億2,700万円(同37.6%増)となった。
グループ企業を含めた建築請負事業と不動産事業が堅調に推移し、増収を確保。販管費増加分も吸収、増益となった。最終利益は、業績向上により、繰延税金資産を計上できる子会社が増えたため税金費用が減少し、大幅増となった。グループ全体の建築請負事業受注高は1,994億2,500万円(同4.6%増)、受注残高1,125億1,000万円(同4.0%増)、事業売上高1,951億3,800万円(同3.0%増)だった。
2007年3月期は、売上高2,400億円(同3.1%増)、経常利益51億円(同12.6%増)、当期純利益28億円(同6.6%増)を見込む。