ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人(JHR)は26日、2006年8月期(2005年9月8日~06年8月31日)の中間決算を発表した。同投資法人における初の決算であり、中間期の計算期間は05年9月8日~06年2月28日の174日間。
中間期における営業収益は2億200万円、営業利益は1億1,000万円、経常利益は▲1億2,900万円、中間純利益は▲1億2,900万円であった。
目論見書に取得予定資産として記載した6つのホテルを2月15日に取得し、同日から運用を開始。当中間期における運用期間は15日から28日の14日のみであったため、営業収益・営業利益は黒字となったものの、経常利益については、借入金に係る支払利息や新投資口発行費および創業費を一括計上したことにより、赤字となった。
今後もホテルのグレード別、タイプ別、地理的分散、変動賃料・固定賃料の構成割合などについてバランスを意識しながら優良物権の取得を行なっていくとしている。また現在運用中の「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」、「なんばオリエンタルホテル」、「ホテル日航アリビラ」のリニューアル工事を、今期中に実施・完了する予定。
2006年8月期の見通しについては、営業収益30億400万円、経常利益13億600万円、当期純利益13億400万円、1口当たり分配金1万4,226円を見込んでいる。