国土交通省は10日、(財)ベターリビングを事務局として実施した「既存共同住宅団地の再生に関する提案募集」に寄せられた提案の審査を終えたと発表。
寄せられた149の提案を、「既存共同住宅団地の再生に関する提案募集選定・活用推進委員会」(委員長:巽和夫京都大学名誉教授)にて審査し、53提案を「既存共同住宅団地の再生を促進し、課題解決に資する提案」として選定、さらに選定提案の中から、実用的、実効的な10提案を優秀提案として選定した。
優秀提案に選ばれたのは、(株)竹中工務店の「街×コネ ―既存団地の街区としてのポテンシャルアッププログラム」、東急建設(株)建築エンジニアリング部「2段階供給型インフィル再生の提案」など。
同省では、選定提案をベターリビングのホームページに掲載するとともに、選定提案集を発行し、広く公表していくとしている。
また2006年6月13日(火)14時より、住宅金融公庫すまい・るホール(東京都文京区)にて、優秀提案の表彰式および団地管理者等への説明会を実施。5月22日~6月30日にかけて、選定53提案のパネル展示も行なう。