不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/5/15

売上高は微増も、経常利益・営業利益は前期比2倍以上の伸び/新日本建物2006年3月期連結決算

 (株)新日本建物は、2006年3月期の連結決算を発表した。

 売上高は534億500万円(前期比13.0%増)、営業利益は33億円(同51.9%増)、経常利益は23億2,400万円(同124.1%増)、当期純利益は12億600万円(同126.4%増)であった。

 2005年4月の創業30周年を機に、さらなる売上原価、販売費および一般管理費の徹底的削減に努めた結果、売上高は当初の業績予想を若干下回ったものの、経常利益、当期純利益とも大幅な増益を実現した。
 セグメント別にみると、マンション販売事業では、当期完成引き渡しとなった自社分譲マンションは前期比3棟・33戸減の12棟・477戸、売上高149億1,700万円(前期比▲14.3%)、ファンド向け投資物件や他ディベロッパーに対するマンション用地販売なども含めると321億3,500万円(同7.3%)を達成。営業利益は売り上げ総利益率の上昇、広告宣伝費等販売費の抑制により、前期比16.6%増の26億4,300万円となった。
 戸建販売事業も販売が好調となり売上高は同42.2%増の207億3,400万円、営業利益は同78.5%増の20億8,000万円となった。
 また不動産仲介事業では、マンション販売取り扱い件数の減少で売上高は2億2,100万円(同▲55.2%)と減少となったものの、広告宣伝費等販売費の抑制により、営業利益は同528.9%増の7,800万円の大幅増となった。

 2007年3月期通期については、売上高755億円、経常利益30億2,000万円、当期純利益17億4,000万円を見込む。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。