グローバル・ワン不動産投資法人は、2006年3月期(2005年10月1日~06年3月31日)の決算を発表した。
営業収益は34億8,300万円(前期比29.6%増)、営業利益は19億5,100万円(同44.5%増)、経常利益は15億4,200万円(同33.0%増)、当期純利益は15億4,100万円(同33.0%増)、一口当たり分配金は2万180円(前期1万5,169円)となった。配当性向は99.9%。
当期は05年10月21日にTK南青山ビルを350億円で取得、06年3月31日現在でオフィスビル5物件、取得価額総額は1,057億1,100万円、総賃貸可能面積7万5,222.53平方メートルで、ポートフォリオ全体の稼働率は100%を達成した。
次期についても、中長期的な観点から、運用資産の着実な成長と安定した収益の確保をめざした運用を実施する予定。ポートフォリオの構築については、近・新・大の3要素を重視し、また、キャッシュフローについては中長期的安定度が高いと見込まれることに加え、取得時点で当面2年程度のキャッシュフローの確実性の高い賃貸借契約が締結されている不動産関連資産を優先的な投資対象としていくことで、2006年9月期は、営業収益38億9,700万円、経常利益13億7,600万円、当期純利益13億7,500万円、1口あたり分配金1万8,000円を見込む。