不動産投資コンサルティングの（株）レーサムリサーチは12日、「投資事業本部」を新設し、不動産、不動産と金融の融合、不動産および債権などの流動化、事業再生等の分野、およびその周辺分野への投資事業を本格的に開始すると発表した。
同社グループは従前から、不動産への直接投資に加え、不動産を主な資産とする企業の買収を、案件毎にプロジェクトチームを組成して実施してきた。しかし昨今、同社の中核事業である資産運用事業においても顧客の共同投資への意向の高まりがあることを受け、投資対象を一般事業会社にまで拡大することとしたもの。併せて、企業調査や運用手法などに関する知識を有した専任部署により、顧客への継続的、多面的な支援に取り組む方針だ。
今後は、投資事業本部を中心に、投資を通じた収益力の向上と、資産運用事業における多様なビジネス機会創出をめざし、国内外の優良案件への自己投資および顧客との共同投資を推進していく予定。
