三井不動産(株)の100%子会社(株)三井不動産アコモデーションファンドマネジメント(東京都中央区、代表:中井伸行氏)が運用を行なう「日本アコモデーションファンド投資法人」が28日、東京証券取引所から不動産投資信託証券市場への上場承認を受けた。
同投資法人は、賃貸住宅、学生寮・学生マンション、サービスアパートメントなどの「アコモデーション資産」を主な投資対象とするもの。2005年10月に設立後、現在までに三井不動産からの売却物件9棟を含む、賃貸住宅10棟を取得、運用を行なっている。
三井不動産グループが出資するJREITには、オフィスビルを投資対象とする「日本ビルファンド投資法人」があるが、今回上場承認を受けた同投資法人の他、商業施設に投資するJREITについても資産運用会社が金融庁から投資信託委託業者の許可を取得済み。同社グループでは、これら投資対象の異なる複数のJREITを通じ、投資家のニーズにあわせた多様な不動産投資機会を提供していくとしている。