不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/7/4

営業利益増・関連会社の上場時増資などを理由に06年11月期連結業績予想を上方修正/サーラコーポ

 (株)サーラコーポレーションは6月30日、1月に公表していた2006年11月期(中間期・通期)連結業績予想を修正すると発表した。

 修正された予想数値は、06年11月期中間連結業績は、売上高766億5,000万円(前回発表数値比1.3%増、前年同期比11.4%増)、経常利益26億6,000万円(同13.2%増、同1.0%増)、中間純利益9億9,400万円(同139.0%増、同▲39.0%)。
 同じく同期通期連結業績は、売上高1,461億8,000万円(前回発表数値比0%〈同値〉、前期比6.8%増)、経常利益30億1,000万円(同0%〈同値〉、同4.5%増)、当期純利益10億7,000万円(同79.5%増、同▲59.8%)。

 修正の理由として、中間期の見通しにおいては、売上高は当初予定通りであるが、経常利益は、「エンジニアリング&メンテナンス事業」および「その他の事業」の営業利益がそれぞれ順調に増加して当初予想を3億1,000万円上回る見込みであること。中間純利益においては、持分法適用会社サーラ住宅(株)の株式上場時の増資で「持分変動利益」1億4,300万円が発生したのに加え、退職給付制度の改定に伴う特別利益が、当初予定5億5,000万円に対し、6億2,400万円となる見込みであること。特別損失においては、「減損損失」が当初予想15億8,000万円に対し、14億2,500万円となる見込みであることを挙げている。

 一方、通期の見通しにおいては、「エネルギーサプライ&ソリューション事業」の利益に影響を与える原油価格の動向や「エンジニアリング&メンテナンス事業」および「カーライフサポート事業」の業績の動向が不透明であるため、売上高および経常利益の予想は据え置くものの、当期純利益は中間純利益の増加に伴い予想を修正した。

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