(株)東急コミュニティーは14日、「顧客サービスと技術力アップ」をテーマに、「第9回技能競技会」を同社技術センター(東京都目黒区)にて開催した。
同大会は、入社5年目までの技術員を対象に、技術向上・伝達・公開を目的として、1998年から毎年行なっているもの。
今回の競技のテーマは「顧客サービスと技術力アップ」。
日常業務に含まれる基礎作業の習熟度を個人で競う規定課題「屋内電気配線の故障修理」「自動給水ポンプの故障修理」では、作業過程、出来映え、顧客サービス力、作業時間などを競い、各選手とも練習成果を発揮。
また、より専門的な技能を紹介する「自由課題」では、「床タイル面の防滑材の検討について」「プロジェクターを使用した診断説明について」「工事管理の安全性能」「『重点点検の仕組みと手法』について」が、それぞれ発表された。
競技の参加選手は規定課題が合計28名、自由課題が4チーム8名であった。
なお、競技後に行なわれた表彰式では、規定課題個人で豊岡信正氏(関西事業部)、団体では東急ビルメンテナンス(株)(武藤正文氏・永田譲治氏)が金賞を受賞した。