不動産ニュース / その他

2006/7/27

リプラス、サービスアパートメント運営においてフレイザー社と業務提携

 (株)リプラスは25日、FRASER SERVICED RESIDENCES PRIVATE LIMITED(本社:シンガポール、代表者:Choe Peng Sum氏、以下、フレイザー社)とサービスアパートメントの運営に関して、業務提携を行なうことを発表した。

 同社は、安定したキャッシュフローを生み出すポートフォリオの構築を進めている。
 東京都心部においては、特に10戸~20戸程度の小規模なアッパーミドル~アッパー向けの住宅を、独自ブランドのもとで手がけてきた。
 今回の業務提携は、景気連動型のアセットクラスを取り込むことで、配当の上振れを担うこと、東京都心部における小規模良質な住宅に付け加え、新規アセットクラスを取り込み、外部成長のスピードを加速させることを目的としている。

 フレイザー社は、1998年設立、国際都市において、ハイクラスなサービスアパートメントを展開している。リプラスでは、事業提携先に選んだ理由として、ホスピタリティの良質さにおいて名声を確立していることを挙げている。

 第1号案件としては、築14年のシティホテルを複合施設にコンバージョンするプロジェクトc-HN1(東京都新宿区、地下4階地上22階建て)において、フレイザー社によるオペレーションを導入予定。
 フレイザー社は、運営ノウハウの提供以外にも、既存顧客基盤を核にした、海外から日本への送客も担う。
 今後、リプラスとして構築していくポートフォリオの10%程度(東京都心部の約半分)は、サービスアパートメントにしていく構想を持っており、すでに継続するプロジェクトについての議論も開始している。

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