不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社のネットワークにおける首都圏2006年6月の「売物件」について、物件登録数、登録価格、成約数、成約価格を明らかにした。
これによると、物件登録数は中古マンションが1,898件。前年同月比は1.4%増。前年同月比は6ヵ月ぶりにプラスに転じた。一方、新築戸建は1万710件(同▲9.3%)と、同4ヵ月連続のマイナスとなった。
首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートルあたりでは31.09万円(同▲4.8%)で18ヵ月連続のマイナス、1戸あたりは1,884万円(同▲4.3%)と同じく18ヵ月連続のマイナスとなった。
他方、新築戸建は1戸あたり3,436万円(同0.9%上昇)で前年同月比8ヵ月連続のプラス。中古戸建も同3,296万円(同4.3%上昇)となり2ヵ月連続の上昇となった。
首都圏平均の物件成約数は、中古マンションが643件(同▲0.9%)と前年同月比で5ヵ月連続減。新築戸建も1,843件(同▲22.1%)で、3ヵ月連続の減少となった。中古戸建も396件(同▲0.5%)であり、3ヵ月連続の減少となった。