フジ住宅(株)は2日、2007年3月第1四半期決算を発表した。
当期(2006年4月1日~6月30日)の連結業績は、売上高78億7,500万円(前年同期比0.9%増)、営業利益1,300万円(同▲85.3%)、経常利益2,900万円(同▲65.9%)、四半期純利益600万円の増収減益となった。
分譲住宅事業において、04年1月に営業地域を拡大したことによる用地の選別買いと、50戸から200戸の大型案件の用地仕入れを中心とした事業用地の取得、自由設計およびオプション方式の住宅が順調に推移したことにより、当四半期における戸建住宅の受注契約戸数は184戸、受注高は60億5,000万円となった。
また中古住宅においては、改装付中古住宅「快造くん」の販売エリアを堺市に拡大した結果、受注高は13億8,100万円となった。
土地活用事業においては、受注高は5億4,700万円を確保したものの、期中における大型案件の解約などにより受注獲得高の純額は▲1,100万円となった。
通期の連結業績予想については、2006年5月に発表した数値から変更なし。売上高526億円、経常利益36億円、当期純利益21億2,400万円を見込んでいる。