不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/8/3

オール電化住宅「導入したい」は5割弱、最大関心事は「導入コスト」/DIMSDRIVE調査

 ネットリサーチサービス「DIMSDRIVE(ダイムスドライブ)」を運営するインターワイヤード(株)(東京都品川区)は3日、同サービスにおいて実施した「オール電化住宅」に関するアンケート調査結果を発表した。
 調査は2006年5月17日~22日にかけて実施。同社保有モニター5,943名から有効回答を得た。

 これによると、オール電化住宅の認知に関して、「詳しく内容を知っている」が22.8%、「なんとなく内容を知っている」が62.3%となり、76.5%がオール電化住宅の内容を認知していることが分かった。
 最初に知ったきっかけは、TVCMとの回答が半数超。オール電化のイメージについては、「安全」が56.1%で最多、次いで「停電のときに心配」(54.0%)、「環境に良い」(47.6%)、「導入の費用が高い」(46.3%)と続いている。

 オール電化住宅導入者(N=292)に、導入理由を尋ねたところ、「安全だから」との回答が最も多く53.4%を占めた。次いで「光熱費が安いから」が 44.9%、「火災のリスクが低いから」が40.1%となり、導入後「とても満足」「まあ満足」が合計で9割近くに上った。
 一方、オール電化住宅非認知者・未導入者(N=5,651)の中で、今後住居の購入・リフォームの際に「ぜひオール電化にしたい」「ややオール電化にしたい」との回答は合計44.7%、「あまりオール電化住宅にしたくない」「オール電化住宅にはしたくない」は合計15.0%という結果となった。
 オール電化住宅に「したい」と回答した人(N=2,526)に、導入する際に知りたいことを尋ねたところ、最も多かったのは「導入するためのコスト」で 92.1%。続いて「導入してからの光熱費」(77.5%)、「耐久性」(64.1%)などの回答が多く見られた。その他自由回答では、「停電時や災害時の対応方法」「実際に使っている人の体験談など」といった回答が寄せられた。

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