不動産ニュース / 開発・分譲

2006/8/4

東急不、日本橋中央通り沿いで大規模複合ビルを建設/開発型証券化スキームを活用

 東急不動産(株)は4日、東京都中央区日本橋の中央通り沿いに、隣地地権者と共同で大規模複合ビルを建設すると発表した。2006年12月着工、08年8月の竣工をめざす。

 同プロジェクトについては、計画地の約65%となる約1,700平方メートルを05年夏に取得。単独事業として検討を進める傍ら、隣地地権者との共同事業化も模索しており、このほど、隣地地権者から共同事業化に向けての合意を取得、大型複合ビル建設の計画が決定した。
 これにより土地を整形化・大型化することができ、単独事業と比べビルの収益性がアップ。また、中央通りのまちなみにふさわしいビルとして計画を進めることが可能になったとしている。

 SPCを活用した開発型証券化スキームによるプロジェクトとして開発を進め、同社はSPCからプロジェクトマネジメント業務を受託、事業を推進する。
 開発にあたっては、日本橋・東京駅前地区における街並み誘導築計画を活用し、スカイラインや壁面位置が統一された中央通り沿いの景観を保全・形成。同時に、同エリアにふさわしい事務所や商業店舗を誘致し、賑わいを演出していく。

 敷地面積2,652.87平方メートル、延床面積29,500平方メートル。建物は、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造地上11階地下1階。機能更新型高度利用地区の適用により、容積割増(300%)を受ける予定。

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