不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/8/17

FRI、JTとのパイプライン契約軸に外部成長進める/06年6月期決算発表

 フロンティア不動産投資法人(FRI)は17日、「2006年6月期決算」を発表した。

 当期(2006年1月1日~6月30日)の営業収益は30億6,700万円(前期比17.5%増)、営業利益は15億9,700万円(同19.7%増)、経常利益は15億9,400万円(同19.4%増)、純利益は15億9,300万円(同19.4%増)となった。
 1口当たり分配金は1万4,437円、分配金総額は15億9,300万円、配当性向は100%。

 当期は、スポンサーである日本たばこ産業(株)(JT)とのパイプライン契約をもとに、「イオンナゴヤドーム前ショッピングセンター」を取得。この結果、期末時点におけるポートフォリオは合計8物件、取得価格の総額は917億3,000万円となった。期末稼働率は100%。

 なおFRIでは、JTとのパイプライン契約をベースにした外部成長を進めていく方針で、JT滝野川社宅跡地「(仮称)サミット新滝野川店」(東京都北区)および、同広島工場跡地「ゆめタウン広島(仮称)」(広島市南区)に開発予定の2物件の売買予約契約を締結するとともに、同橋本工場跡地「(仮称)旧橋本工場開発建物」(和歌山県橋本市)に開発予定の1物件について優先交渉権に基づく取得交渉を行なっている。

 次期(2006年12月期)は、現在保有する8物件に、9月に取得予定の「(仮称)サミット新滝野川店」を加えた9物件を運用、営業収益34億7,000万円、経常利益18億6,400万円、純利益18億6,200万円、1口当たり分配金1万6,865円を見込むとしている。

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