(株)アパマンショップホールディングスは28日、「2006年9月期第3四半期の業績等の概況(連結)」を発表した。
当期(2005年10月1日~2006年6月30日)連結業績の売上高は294億5,500万円(前年同期比▲19.7%)、営業利益は31億5,400万円(同155.9%増)、経常利益は38億4,400万円(同182.5%増)、当期(第3四半期)純利益は22億4,200万円(同38.7%増)であった。
セグメント別ではFC事業において、ブランドのいっそうの知名度アップを目的に、メディアミックス戦略を積極的に展開。また、研修サービス、システムサービス、情報サービスを提供するなど加盟店サービスの充実を図り、当期加盟契約店舗数は850店舗(前期末比19店舗増)となった。この結果、売上高は40億6,200万円(同27.0%増)となったものの、広告費の増額、一部の加盟店解約から、営業損失が3,300万円となった。
リーシング事業では当期から本格的に始めた賃貸斡旋業務(賃貸斡旋を直営店にて展開)を積極的に展開し、売上高102億6,400万円(同8.2%増)を計上。しかしながら、賃貸斡旋業務の多大な初期コストの発生により営業損失は11億6,700万円となった。
アセットマネジメント事業においては、所有収益不動産からの安定収入に加え、市況が堅調に推移したことから、ソリューション事業が順調に推移、売上高142億9,100万円(同143.8%増)、営業利益52億8,500万円(同391.4%増)と大幅に伸長した。
なお通期については、2006年5月29日付で公表した業績予想に変更はないとしている。