不動産ニュース / その他

2006/9/8

新CEOにジェフ・ジェイコブソン氏/ラサール

 不動産サービスおよび不動産投資マネージメントにおける世界有数の企業であるジョーンズ ラング ラサール インク(米国イリノイ州シカゴ、CEO:コリン・ダイアー氏、以下JLL)は8日、傘下の不動産投資顧問会社であるラサール インベストメント マネージメント インク(同シカゴ、以下ラサール)において2006年12月31日付で、リン・サーバー氏がCEOを退任し、ジェフ・ジェイコブソン氏が新CEOに就任すると発表した。

 サーバー氏は07年1月1日付でラサールの会長に就任。会長就任後は顧客との関係強化に注力するほか、ラサールの新経営陣を支援、引き続き特定の投資委員会および諮問委員会での職責を果たす。
 JLLのCEOコリン・ダイアー氏は、今回の発表にあたり、「リン・サーバー氏は、ラサールが不動産投資運用における世界のリーディングカンパニーとしての地位を獲得するための牽引役を担ってきた。特にこの数年間、サーバー氏はグローバルなビジネスを展開するための確固たる基盤の構築と、層の厚い安定した経営チームの編成を推進してきた。この2大目標を達成し、経営の最前線から退き、会長職を通して今後もラサールの顧客や関係者と関わっていく」と述べた。
 一方、ラサールの新CEOとなるジェフ・ジェイコブソン氏は、「ラサールは世界中に他にはない優れたネットワークを持ち、顧客のニーズに合ったグローバルな不動産投資を成功へと導くことを可能とする。入社して16年以上経過しているが、ラサールがこれからも世界中で成長を続け、一つのチームとしてさらに結束力を固め、これまでと変わりない一貫した最良のサービスを今後も顧客に提供していくことを確信している」と抱負を語った。

 ラサールは世界規模で私募・公募、デット・エクイティのあらゆる不動産投資活動をしており、総資産運用残高は370億ドル(2006年6月末現在)。一方、JLLは、全世界で約9,660万平方メートルの不動産を管理しており、05年のキャピタルマーケットにおける不動産売却・購入、債務ファイナンス、不動産ポートフォリオの最適化などのビジネス規模は430億ドルに達している。

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