国土交通省は11日、平成18年度7月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
平成18年7月の建設工事受注高は4兆1,749億円(前年同月比▲13.1%)で5ヵ月連続の減少。うち元請受注高は2兆8,850億円(同▲12.1%)で先月の増加から再び減少。下請受注高は1兆2,899億円(同▲15.2%)で2ヵ月連続の減少した。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は8,264億円(同▲25.6%)、民間等からの受注高は2兆586億円(同▲5.2%)となった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の仕事)は7,937億円(同▲24.5%)で11ヵ月連続の減少。うち、「国の機関」からは1,701億円(同▲44.4%)、「地方の機関」からは6,236億円(同▲16.3%)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の仕事)の受注工事額は4,518億円(同▲14.3%)で2ヵ月連続の減少、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の仕事)の受注工事額は2,596億円(同▲14.0%)で4ヵ月ぶりの減少となった。