(株)コマーシャル・アールイーは22日、100%子会社である(株)CRE投資顧問が運用主体となり、物流施設を投資対象とした不動産ファンド「CRE L-1ファンド」を組成したと発表した。
同ファンドは、新築物流施設3物件の収益不動産(信託受益権)に投資する匿名形態の不動産投資ファンド。同社の強みである物流施設の開発力、リーシング力を生かし、新築物流施設のみで構成されたポートフォリオを予定する。首都圏の新築物流施設(1,500~5,000坪程度)に投資を行ない、希少価値のある新築物件を約60億円程度集めることにより、安定的なインカム収益、キャピタルゲイン獲得をめざす。
また、同社は投資家を独自で募集してきたが、同ファンドにおいては、投資主体となるSPC(特例有限会社)と野村證券(株)との間で私募取扱契約を締結。機関投資家を中心とした幅広い投資家への募集を行なっている。