不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/10/6

テナント入れ替え、業態変更などで増収増益/ダイヤモンドシティ07年2月期中間決算

 (株)ダイヤモンドシティは4日、2007年2月期中間決算短信を発表した。

 当期(06年3月1日~06年8月31日)の営業収益は206億5,200万円(前年同期比8.2%増)、営業利益は47億3,600万円(同19.7%増)、経常利益は47億4,300万円(同18.5%増)、純利益は27億4,500万円(同24.6%増)となった。

 当期の営業収益のうち80%を、2000年以降にオープンした9ショッピングセンター(SC)分が占めている。特に2004年にオープンした6SCについては、オープン後約2年を経て、地元の顧客への浸透度が高まった。昨年度に、テナントの入れ替えや業態変更を、総店舗数の9.1%について実施したのに引き続き、当期にはさらに3.9%について積極的に実施した結果、当期の6SCテナント売上合計は、前年同期比110.5%と大幅に増加した。

 2002年にオープンした「ダイヤモンドシティ・テラス」(兵庫県伊丹市)は、商圏内の競合大型SCが今春リニューアル増床オープンしたことに対応し、前下半期から当期にかけて、大型アパレルテナントや雑貨テナントを多数誘致。これが功を奏し、当期のリテールセールスは、前年同期比110.8%、営業収益は前年同期比106.3%と大きく伸長した。

 なお、2007年2月期(06年3月1日~07年2月28日)の業績予想については、営業収益470億円、経常利益127億円、純利益75億円を見込むとしている。

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