不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/10/30

大規模マンションが売上貢献、経常2.4倍増/東京建物2006年12月期第3四半期決算

 東京建物(株)は30日、2006年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(2006年1月1日~9月30日)連結売上高は1,892億6,200万円(前年同期比96.4%増)、営業利益286億7,400万円(同102.7%増)、経常利益256億9,600万円(同144.1%増)、当期純利益184億6,300万円(同342.8%増)と大幅増集増益。これは、子会社の東京建物不動産販売(株)の上場に伴い、その株式売却益26億9,500万円および同社時価発行増資による持分変動利益19億6,600万円が特別利益として計上されたことなどによるもの。

 主力の分譲事業は、「Brillia タワー東京」(東京都墨田区)などの大規模マンションを引き渡したことなどで、販売戸数1,603戸(同213.4%増)、売上げ755億6,100万円(同215.3%増)を計上。分譲事業営業収益は1,316億9,400万円(同291.5%増)と倍増した。賃貸事業は、期末空室率3.2%と高稼働を維持。賃料水準も上昇したこともあり建物賃貸で241億3,100万円(同5.8%増)を売り上げ、賃貸事業全体では営業収益316億4,800万円(同2.2%増)にとなった。

 なお、通期では連結売上高2,400億円、経常利益290億円、当期純利益160億円を見込んでいる。

 

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