不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/11/15

マンション販売事業好調も、流動化事業など減収減益/新日本建物07年3月期中間決算

 (株)新日本建物は13日「2007年3月期中間決算」を発表した。

 当期(2006年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は276億4,600万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は17億5,400万円(同▲9.5%)、経常利益は7億6,800万円(同▲49.4%)、純利益4億2,400万円(同▲50.2%)。
 連結業績の売上高は276億5,500万円(同8.1%増)、営業利益は19億3,300万円(同4.3%増)、経常利益は8億1,000万円(同▲42.3%)、純利益は3億6,200万円(同▲51.7%)となった。

 セグメント別には、流動化事業において、積極的な販売活動を展開した結果、引渡件数が前年同期比5件増加の13件になったものの、小規模な案件が多かったため、売上高は114億4,500万円(同▲2.7%)。営業利益についても、売上総利益率が同▲1.7ポイントとなったこと、販売費および一般管理費が増加したことなどから、同▲15.2%、16億1,200万円となった。
 マンション販売事業では、当中間期に完成引き渡しとなった自社分譲マンションは5棟267戸(同3棟122戸増)、売上高は79億5,100万円(同52.5%増)、営業利益は2億7,900万円(前年同期は200万円の営業損失)と大幅に収益改善した。
 戸建販売事業については、7月より連結子会社の(株)新日本アーバンマトリックスに事業を業務委託し、従来の中心エリアである東京多摩地区のほか、東京都区内や埼玉県、神奈川県において積極的に用地仕入活動を実施。販売実績は、「ルネタウン三鷹上連雀」(全24棟)など、宅地分譲を含む全195棟(前年同期比▲21棟)、売上高は81億5,800万円(同▲2.5%)、営業利益7億3,700万円(同▲3.6%)となった。

 なお通期は、売上高755億円、経常利益30億5,000万円、純利益17億5,000万円となる見込み。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。