日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は17日、ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる同投資法人の発行体格付けおよび無担保長期債務格付けが、A3からA2に引き上げられたと発表した。
同投資法人の2006年6月末時点での保有物件は、44物件2,092億円(取得価格ベース)。ポートフォリオの増加に伴い、上位5物件の資産価値シェアが、当初格付け時(2004年1月時点)の約45%から約31%に改善、上位テナントシェア(賃料総額ベース)も約30%から約18%になった。
また、新規投資口募集によるエクイティ調達の実績や、返済期限の分散、借り入れの無担保化など、財務の柔軟性が向上したことなどが評価された。