不動産ニュース / IT・情報サービス

2006/11/28

「不動産取引情報提供システム」試験運用を11月29日より開始/国交省

提供画面イメージ
提供画面イメージ

 国土交通省が2007年4月の本格稼働をめざしシステム開発を進めている「不動産取引情報提供システム」の試験運用が、11月29日よりスタートする。

 同省では、規制改革・民間開放推進3か年計画および研究会等の検討結果をふまえ、消費者の不動産取引に対する不安感を払拭し、不動産流通市場の活性化を図ることを目的に、レインズが保有する成約情報等を加工した情報を、インターネットを通じて広く消費者に提供するためのシステム開発を推進。2007年4月の本格稼働を予定している。
 このほど、サイト名を「REINS Market Information(レインズ・マーケット・インフォメーション)」(http://www.contract.reins.or.jp/)に決定。システムの本格稼働に先立ち、試験運用を29日よりスタートすることとした。

 試験運用時に提供されるのは、「北海道」「宮城県」「埼玉県」「千葉県」「東京都」「神奈川県」「愛知県」のうち、提供地域において一定の件数の基準を満たしたデータ。
 情報提供にあたっては、個別の不動産取引が特定できないよう配慮、消費者の相場観醸成に寄与するために効果的な散布図を用いる。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。