不動産ニュース / 開発・分譲

2006/12/18

等価交換による病院一体型分譲マンションを開発/豊田通商

 豊田通商(株)(名古屋市中村区、取締役社長:清水順三氏)は15日、等価交換方式による病院と一体化した分譲マンションを開発すると発表した。

 『仁和会総合病院』(東京都八王子市)を運営する財団法人仁和会(以下、仁和会)の病院建替えに伴い、費用負担を極小化するスキームとして採用するもの。現状と同規模の延床面積を確保した新築病院として返還。さらに、余剰分容積を最大消化し、付加価値マンションを開発するもの。

 同社は、分譲マンションの総事業費(58億円)の中で病院建築費を賄う。建設するマンションは、地上21階建て、総戸数104戸を予定。総合病院と入居者の双方向コミュニケーションによる数々のメディカルサポートを付与した「メディカル・マンション」と位置付けた開発分譲を行なう。

 具体的には、(1)介護または医療分野の資格を保有する管理人が24時間常駐。救急指定病院である仁和会スタッフとの24時間体制でのメディカルサポート(2)住戸内端末を通じた、各科診療申込み、検診案内や栄養指導などの健康管理面でのサポート(3)共用部には介護予防運動器具を設置。マンションでの介護予防指導(4)住戸内の随所に緊急発報スイッチ等を配置。緊急時における病院との連携(5)訪問看護や訪問診療など仁和会のサービスの有効活用、など。

 2007年5月から新築工事を開始。2009年9月竣工予定。住戸概要、販売価格などの詳細は未定。

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