不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/1/12

流動化事業が牽引、経常79%増/トーセイ06年11月期決算

 トーセイ(株)は12日、2006年11月期決算を発表した。

 当期(2005年12月1日~2006年11月30日)の連結売上高は247億4,100万円(前年同期比40.2%増)、営業利益59億円(同66.9%増)、経常利益53億2,300万円(同79.3%増)、当期純利益27億3,700万円(同71.9%増)の大幅増収増益となった。

 主力の不動産流動化事業は、27物件を売却したことで売上高156億5,000万円(同50.5%増)、営業利益40億4,000万円(同81.9%増)の大幅な伸び。不動産開発事業は、売上高38億4,200万円(同▲14.0%)、営業利益5億1,300万円(同▲6.3%)にとどまった。
 不動産賃貸事業は、空室率の改善、流動化用賃貸物件増加などで売上高18億3,600万円(同11.6%増)、営業利益9億8,500万円(同6.0%増)。不動産ファンド事業は、運用資産残高の増加などで売上高14億500万円(同302.5%増)、営業利益11億1,700万円(同279.4%増)の伸びをみせた。

 今期は連結売上高515億2,700万円、経常利益67億7,800万円、当期純利益35億3,800万円を見込んでいる。

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