不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/1/16

12月の中古マンション価格、首都圏で前月比10.6%急上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは16日、2006年12月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社に登録された中古マンション(ファミリータイプのみ)の売り希望価格を各行政区単位ごとに集計・算出。その平均坪単価を、70平方メートル換算したもの。

 12月の首都圏全体の中古マンション価格は2,799万円(前年同月比10.1%上昇、前月比10.6%上昇)。3ヵ月連続で前月比上昇し、11月と比較すると300万円ほど上昇。都県別では全都県で前月比上昇し、中でも、神奈川県は2,330万円・前年同月比7.2%、埼玉県では1,834万円・前年同月比6.6%と際立っている。
 首都圏の主要都市別では、東京23区で3,755万円(同12.3%上昇、同1.1%上昇)と上昇傾向は顕著。横浜市が2,503万円(同10.4%上昇、同6.2%上昇)、千葉市が1,644万円(同▲0.3%、同2.2%上昇)、さいたま市が2,151万円(同11.7%上昇、同10.3%)。全体的に見て上昇傾向を維持し、12月に更に一段加速したといえる。

 一方、近畿圏は1,762万円(前年同月比9.4%上昇、前月比3.6%上昇)と先月の下落から上昇。中部圏は1,455万円(同9.9%上昇、同3.1%上昇)と前月比6ヵ月連続の上昇となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。