住友不動産(株)は22日、一律坪単価5万円(消費税別)で行なう「一式定価制」を導入したオフィス内装工事の施工受注を開始した。
一式定価制を導入したリフォームパッケージ商品「新築そっくりさん」の「定価制」のノウハウと、年間4,000棟に及ぶ自社施工によるテナント工事ノウハウとをミックスしたもの。同社が独自に組織した強力業者に直接発注することでコストダウンを実現した。
このシステム導入により、テナントは(1)ワンプライスなため見積もりが不要、(2)入居工事の窓口が一本化されるため、総務担当者の業務負担軽減、(3)国内一流メーカーの商品が標準装備、などのメリットを享受できるとしている。
当面の売上目標を50億円とし、都内を中心に施工受注を行なっていく。