東急コミュニティー(株)は、マンション管理組合に対し、居住者間の良好なコミュニティーづくりを支援するための「マンション探検マップづくり」を提案していく。
「マンション探検マップづくり」とは、地域防犯や防災を目的とした「地域安全マップづくり」をマンション版にアレンジしたもの。子供と大人が一緒にマンション内を“探検”し、そこで発見したことや気づいたことを写真やコメントをつけてマップとして仕上げていく。この取り組みに参加してもらうことで、居住者の防犯や防災に対する意識やコミュニティー意識を高めていくほか、完成したマップを消防訓練や管理組合総会を通じて活用することで、マンション全体の防犯力・防災力を高めることが期待できる。
同マップの提案に際し、「地域安全マップ」の開発者である立正大学教授の小宮信夫氏に監修を依頼し、マップづくりの取り組み事例を紹介したCDを作成。同CDを、同社が受託するマンションの管理組合に頒布することで、そのメリットから、作成の進め方までを分かりやすく説明していく。