不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/1/29

首都圏中古マンション、成約件数が7期連続の増加/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は29日、2006年10月~12月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。

 当期の首都圏中古マンション成約件数は7,367件(前年同期比4.9%増)となり、7期連続で前年同期を上回った。都県・地域別にみると、東京都区部が2,423件(同4.2%増)、多摩764件(同3.7%増)、埼玉県978件(同2.7%増)、千葉県1,117件(同10.0%増)、神奈川県 2,085件(同4.6%増)と、すべてのエリアで前年を上回った。新規登録件数は、2万8,622件(前年同期比▲0.7%)で、3期連続で前年同期を下回った。

 成約単価は、1平方メートル平均で35万7,000円(前年同期比6.4%上昇)。13期連続で前年同期を上回った。都県別では、東京都47万3,600円(同8.2%上昇)、埼玉県24万3,700円(同5.8%上昇)、千葉県23万2,100円(同7.8%上昇)、神奈川県32万2,400円(同4.9%上昇)。

 成約物件価格は、2,300万円(前年同期比6.1%上昇)で、9年ぶりに2,300万円台となった。前年同期比では14期連続のプラス。成約物件平均専有面積は、64.41平方メートル(同▲3.2%)と、64平方メートル台で安定推移している。なお、成約物件の平均築年数は17.17年、新規登録物件は18.02年で、新規登録物件は築浅にシフトしている。

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