不動産ニュース / イベント・セミナー

2007/2/21

長期経営計画前倒し達成へ/三井不・岩沙社長が抱負

「3月に完成する東京ミッドタウンで、都市の魅力を内外に示したい」と語る、岩沙社長
「3月に完成する東京ミッドタウンで、都市の魅力を内外に示したい」と語る、岩沙社長

 三井不動産グループは20日、マスコミ向け懇親会を開催。2007年度のグループ戦略などを発表した。

 同会で挨拶に立った三井不動産(株)岩沙弘道社長は「06年は、川崎、豊洲、柏で大規模商業施設がオープンした。どれも、まちづくり志向の複合型開発であり、新たな価値創造が評価されたことはディベロッパー冥利に尽きる。また、住宅販売の新会社、三井不動産レジデンシャル(株)が本格稼動、三井不動産販売(株)も流通に特化し、今まで以上に顧客のニーズ・ウォンツに対応できる体制となった。新規供給、セカンダリーマーケット、リニューアルマーケット、そしてアコモデーションマーケットとあらゆるジャンルでのワンストップサービス体制を構築できた」などと語った。

 さらに「今年は、いよいよ当社の都市再生事業の集大成である東京ミッドタウンが完成する。また、日本橋再生も、室町東地区の再開発が始動し、『点から線』から『線から面』へと、新しいステージに入った。08年度までの長期経営計画も、前倒しで達成できる見通しもついた。事業環境は非常に恵まれているが、それに甘えることなく、事業の原点である、安心、安全、信頼を基本にグループ挙げて頑張っていきたい」とした。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。