不動産ニュース / 開発・分譲

2007/2/27

アコモデーション事業、中間領域事業も強化/三井不

パークアクシス青山一丁目タワー外観
パークアクシス青山一丁目タワー外観
広々としたリビング
広々としたリビング
晴れた日には、富士山が望める部屋も
晴れた日には、富士山が望める部屋も

 三井不動産(株)は27日、「アコモデーション事業への取組みに関する記者会見」ならびに「パークアクシス青山一丁目タワー」(東京都港区)の内覧会を開催した。

 同社は賃貸住宅からホテルまで、さまざまな生活空間を「滞在時間とサービス」の観点から「アコモデーション事業」と捉え、「パークアクシス」シリーズを中心に賃貸住宅、サービスアパートメント、ホテルなどの商品とサービスを提供している。
 会見の中で、同社執行役員アコモデーション事業本部長の小穴 哲氏は「賃貸住宅事業とホテル事業においては、開発力・運営力・ブランド力を更に進化させる。今後需要が見込まれる、リゾート地での短期滞在型や、アクティブシニア向けの住まいの提案、また廉価なサービスアパートメントなどの中間領域事業については、新規事業として高付加価値なサービスを提供していきたい」と展望を語った。
 また賃貸住宅事業について、同社アコモデーション事業本部 賃貸住宅事業部長の中井省吾氏は「2007年度末には、東京ミッドタウン(東京都港区)が竣工し、芝浦アイランド(東京都港区)が街開きする。現時点で事業機会を得ている2007年4月以降の竣工予定の賃貸住宅は、25物件4,001戸。近い将来、累積供給戸数は約1万戸に達する」と述べた。

 会見後、「パークアクシス青山一丁目タワー」の内覧会が開催。同物件は東京メトロ銀座線・半蔵門線「青山一丁目」駅から徒歩2分、地上46階地下2階建て、総戸数379戸。6階から46階までが賃貸集合住宅となり、6階以下は大学院や商業施設などの複合施設となる。
 商業テナントは“健康と子育て”をテーマに、スパやハーブティーラウンジ、イマジン・チャイルド・ディベロップセンターなどが入居予定。
 防犯面では、4ヵ所のセキュリティゲートや、24時間の有人管理などを用意。また、食事などが楽しめる居住者専用の「青山クラブラウンジ」やパーティなどに利用できるプレゼンテーションルームなども提供する。

 間取りはSTUDIO~5Bedroom、30~300平方メートルのバリエーションを用意。家賃は50平方メートルが30万円台、100平方メートルが70~80万円台を予定している。

 竣工は2007年3月を予定。

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