不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は1日、同社のネットワークにおける、2006年1年間の「売物件」の物件登録数・登録価格、および成約数・成約価格を発表した。
2006年における首都圏の物件登録数は、中古マンションが2万2,336件(前年比▲10.2%)で再びマイナス。新築戸建は13万5,380件(同▲6.0%)で4年ぶり、中古戸建は1万6,240件(同▲8.5%)で2年ぶりにマイナスに転じた。土地は同▲4.1%の3万2,606件で5年連続のマイナス。
登録価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり31.46万円(同▲2.1%)、1戸当たりは1,909万円(同▲2.9%)となった。
新築戸建は1戸当たり3,450万円(同2.1%上昇)となったが、中古戸建は3,064万円(同▲0.6%)。居住用土地は1平方メートル当たり21.15万円(同4.2%上昇)であった。
物件成約数は、中古マンションが7,462件(同▲5.3%)で7年連続のマイナス。新築戸建も同▲13.5%の2万2,445件で7年ぶりのマイナス、中古戸建は同▲6.1%の4,562件で12年連続のマイナスとなった。
成約価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり32.31万円(同2.0%上昇)、1戸当たりは1,949万円(同3.3%上昇)とプラスに転じた。新築戸建も1戸当たり3,532万円(同3.3%上昇)と9年ぶりのプラスとなったものの、中古戸建は2,844万円(同▲0.4%)となり、再びマイナスとなった。