不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/3/2

都心5区の大型ビル平均募集賃料坪当たり426円アップ/ビルディング企画

 (株)ビルディング企画(東京都港区、代表取締役社長:中村郁文氏)はこのほど、 2007年1月度の全国4大都市圏(東京・神奈川、名古屋、大阪、福岡)主要エリアのオフィスビルに関する市況をまとめた「LEASING REPORT 2007年3月号」を発表した。
 07年1月1日~1月31日までの期間、テナント募集を行なった合計1万1,838棟(東京・神奈川エリア6,095棟)のオフィスビルを対象に調査したもの。

 都内主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大型ビルの平均賃料は、坪単価2万6,559円と前月比で426円のアップ。また、平均空室率は2.90%(前月比0.29ポイント上昇)となった。

 同社は、募集賃料の現況について「都内主要5区の空室率は、全般的に上昇しているものの、依然として物件供給が少なく、平均賃料も高値で推移している。入居中のテナントが更新するときの継続賃料を周辺募集賃料にあわせる形でビルオーナーが値上げをしているケースも見られる。市場全体としては落ち着いてきているが、まだまだ賃料の高騰は続いている」としている。

 その他主要エリアのオフィス市況についての詳細は、「ビルNAVI」(http://www.birunavi.com/market/)で公開している。

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