(株)アトリウムは13日、2007年2月期(2006年3月1日~2007年2月28日)決算を発表した。
当期の連結売上高は1,051億9,500万円(前年同期比42.2%増)、営業利益160億4,300万円(同53.9%増)、経常利益138億7,400万円(同59.4%増)、当期純利益70億8,600万円(同60.8%増)の増収増益。
不動産流動化事業では、順調に物件取得を行なうとともに、販売用不動産の計画的な販売と同社グループにおける投資効率を高めアセットビジネスからフィービジネスへの転換を図るため、保有する販売用資産(信託受益権)のオフバランス化を推進。結果、売上高651億8,400万円(同120.7%増)、営業利益62億4,100万円(同118.1%増)となった。
サービサー事業では、地域金融機関への営業活動を重点的に進めるとともに、担保不動産の処分による確実な回収に努めた結果、売上高262億9,600万円(同183.3%)、営業利益30億7,100万円(同158.8%)を計上した。
なお、08年2月期の通期業績予想については連結売上高1,160億円、経常利益155億円、当期純利益78億円を見込んでいる。