(株)原弘産は20日、2007年2月期決算(連結)を発表した。
当期(2006年3月1日~07年2月28日)の売上高は528億4,100万円(前年同期比103.9%増)、営業利益34億3,300万円(同82.9%増)、経常利益30億6,500万円(同61.1%増)、純利益19億5,900万円(同93.1%増)となった。
不動産分譲事業では分譲マンションの総引渡し戸数が647戸(前期より126戸増)となり、好調な販売状況となった。また、都内や九州で仕入れた大型の販売用土地の販売も好調に推移し営業収益477億2,500万円(同98.3%増)、営業利益44億9,000万円(同70.4%増)となった。
不動産賃貸管理事業においては受注戸数の増加や高齢者向けの賃貸マンションおよびウィークリーマンションの利用状況が順調に推移し、営業利益20億800万円(同78.5%増)、営業利益6億9,800万円(同201.0%増)となった。
また、同社では「地球へのやさしさ」という観点から、環境事業として太陽光発電システム事業や風力発電事業などに取り組んでおり、風力発電機の販売については国外では台湾からの受注分22基のうち残り14基すべてを納入するなど、国内外を問わず受注活動を行なった結果、営業収益31億700万円(同332.4%増)、営業利益1億2,600万円(前年は2億6,100万円の損失)となった。
通期については売上高800億円、経常利益48億円、純利益26億5,000万円を見込んでいる。