不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/5/14

ブランディング浸透をめざし、直営展開を推進/ユニバーサルホーム

 (株)ユニバーサルホームは11日、2007年3月期決算および企業戦略の説明会を開催した。

 当期(2006年4月1日~2007年3月31日)の売上高は39億9,300万円(前年同期比12.9%増)、営業利益▲4,500万円、経常利益▲4,900万円(同▲71.3%)、当期純利益800万円(▲89.4%)となった。

 フランチャイズ(FC)事業は、ロイヤリティ体系の変更等で減収減益。加盟店等に対する債権の一部を貸倒損失および貸倒引当金に計上した影響等により、全体では増収減益の結果となった。

 一方、今後の商品開発については、団塊ジュニア世代、団塊世代をターゲットにすることを発表。2007年4月には、家族の動きが分かるプランなどを盛り込んだ「幸せづくりがいっぱいの家」を発売した。コミュニケーション不足による、子供の犯罪やいじめといった社会問題から家族を守ること、家族の絆を育てることなどを、プランコンセプトにあげている。

 また、これまでに引き続き、健康に配慮した住宅も提供する。
 木炭塗料を、室内の壁と天井に塗装し、屋外に埋設したアダプターと接続することにより、地球が持つ地中の電子を集め、部屋の空気のイオンバランスを整える「ユニバーサルICASシステム」を積極的に展開していく。

 同社代表取締役の加藤 充氏は会見で「ブランディングを浸透させていき、直営店を推進していく。直営事業で培ったノウハウ集積し、本部に吸収していく。FCパッケージの構築が成功のカギ」などと述べた。

 なお、通期(2006年4月1日~2007年3月31日)業績予想は、売上高47億9,300万円(前期比20.0%増)、営業利益1億4,000万円、経常利益1億8,900万円(285.7%増)を見込む。加盟店数は142、オープン店数125、契約棟数2,436を計画している。

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