不動産ニュース / 調査・統計データ

2007/5/22

「新規投資を積極的に行なう」が92%に/JREI不動産投資家調査

 (財)日本不動産研究所(JREI)はこのほど、「第16回不動産投資家調査」結果を発表した。
 
 同調査は年金基金、生命保険、不動産賃貸、投資銀行、ディベロッパー、アセットマネジャー、格付け機関など198社を対象に、2007年4月1日時点の不動産投資動向について回答を求めたもの。回収数100。

 それによると、「過去6ヵ月間における不動産投資への関わり(複数回答可)」では、「購入」が78%、「売却」が43%、「購入・売却のアドバイス」が27%、「証券化のアレンジ」が22%。
 「今後1年間の不動産投資に対する考え方(複数回答可)」という設問に対し、「新規投資を積極的に行なう」との回答が92%だったのに対し、「当面、新規投資を控える」と答えたのはわずか5%。さらに「既存所有物件を売却する」との回答が24%となり、いずれも不動産投資市場が活発な様子が浮き彫りになった。

 また、「新規投資を積極的に行なう」際、投資対象として検討をするのは、「オフィスビル(Aクラス)」が65%、「(Aクラス以外の)オフィスビル」が65%、「郊外型ショッピングセンター」が53%、「単身者向け賃貸住宅」が52%、「ファミリー向け賃貸住宅」が47%、「都心型専門店ビル」が47%、「宿泊型ビジネスホテル」が41%、「物流施設、倉庫」が40%となった(複数回答)。

 同調査の詳細は同研究所ホームページまで。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。