不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/5/29

10年3月期売上高2,400億超めざす/ジョイント・コーポ中期計画

 (株)ジョイント・コーポレーションは29日、2007年3月期(06年4月1日~07年3月31日)決算と中期計画について説明会を開催した。

 当期の連結売上高は1,685億2,600万円(前年比23.3%増)、営業利益240億4,300万円(同49.6%増)、経常利益206億4,100万円(同58.7%増)、当期純利益129億3,400万円(前年度8.4%増)。

 セグメント別では、主力となる流動化事業は、売却物件(流動化物件)の利益率大幅上昇し、売上高760億4,300万円(前期比27.1%増)、営業利益171億8,000万円(同60.5%増)。不動産分譲事業では、首都圏を中心に大型・タワー型物件に注力し、売上高762億9,300万円(同19.6%増)、営業利益63億700万円となった。
 
 このほど策定した中期計画は、09年3月期に売上高2,322億円、経常利益270億円、10年3月期の売上高2,409億円、経常利益310億円を見込んでいる。流動化事業を成長の中核ドライバーとして、採算・リスクのバランスを取り、幅広い地域・物件に対応。分譲事業では、大型案件中心に供給し、超郊外を避けて、都心近郊・政令指定都市に集中するという。

 同社代表取締役社長の東海林 義信氏は「今後は、希少性があり付加価値の高い物件は保有物件していくなど、安定収益が見込める事業を仕入れとのバランスを取って展開したい」と述べた。

 なお、次期については、連結売上高1,993億円(前期比18.3%増)、営業利益287億円(同19.4%増)、経常利益235億円(同13.8%増)、当期純利益135億円(同4.4%増)を見込んでいる。

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