不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は31日、同社のネットワークにおける首都圏2007年4月期の「売物件」について、物件登録数・登録価格、および成約数・成約価格を明らかにした。
これによると、物件登録数は中古マンションが1,939件(前年同月比7.4%増)となり、前年同月比は10ヵ月ぶりにプラス。新築戸建も、同18.5%増の1万3,215件で同6ヵ月ぶりのプラスとなった。
首都圏平均の登録価格は、中古マンションが1平方メートル当たり33.83万円(同9.9%上昇)で同7ヵ月連続のプラス、1戸当たりは2,119万円(同11.9%上昇)で同5ヵ月連続のプラス。
新築戸建の1戸当たり登録価格は、前年同期比7ヵ月連続プラスとなる3,617万円、中古戸建は同6ヵ月連続のプラスで3,602万円となった。
居住用土地は1平方メートル当たり29.30万円(同31.0%上昇)で、同3ヵ月連続のプラス。
首都圏の物件成約数は、中古マンションが657件(▲4.6%)で前年同月比が再び減となった。新築戸建は1,469件(同▲30.8%)、中古戸建は386件(同▲7.9%)で、ともに前年同月比13ヵ月連続のマイナスであった。
成約価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり35.26万円(同6.6%上昇)で同5ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,163万円(同9.5%上昇)で2ヵ月連続で2,000万円を超え、同4ヵ月連続のプラスとなった。
新築戸建は1戸当たり3,692万円(同5.0%上昇)で同10ヵ月連続のプラス。中古戸建も2,749万円(同▲4.4%)で同4ヵ月ぶりにマイナスとなった。