三菱地所(株)とNTT都市開発(株)は4日、建設中の「パークハウスつくば研究学園」(茨城県つくば市)において、免震構造と100年コンクリートを採用することを発表した。
「パークハウスつくば研究学園」は、UR都市機構が施行する茨城県つくば市葛城一体型土地区画整理事業区域に総戸数551戸(予定)、4棟の超高層マンションを建設するプロジェクト。過去に同市内で供給された分譲マンションの中で最大規模となる。
今回導入する免震構造は、3種類の免震装置(鉛入り積屑ゴム・滑り支承・鋼棒ダンバー)を組み込み、地震による揺れを軽減させる先進の免震構造となっている。
また、100年コンクリートは、日本建築学会「建築工事標準仕様書」に定められたコンクリートの耐久設計基準強度の級で「長期」(100年)を満たすもの。1平方メートル当たり約3,000トンの圧縮に耐えられる強度を持っている。
完成は2009年3月を予定している。