大和ハウス工業(株)は2日、高齢者がいきいきと生活するための、住まいや暮らしの中におけるさまざまな工夫やアイディアを広く社会から募集する「高齢者いきいき居住」アイディアコンテストを行なうと発表した。
公立大学法人大阪市立大学大学院生活科学研究科との産学連携体制による共同研究「高齢者居住2020研究会」の一環として実施するもの。「高齢者自身や高齢者にかかわる家族の部」、「建築設計の部」、「保健・医療・福祉・介護の部」それぞれにおいて高齢者がいきいきと暮らすためのアイディアを募る。第二次審査を公開審査とし、会場では審査員らがそれぞれの立場からの意見をぶつけ合うユニークな公開討論を行なう。
審査委員長は大阪市立大学教授の竹原義二氏、ほか大和ハウス工業株式会社取締役専務執行役員の西村達志氏ら審査委員4名。応募期間は、7月25日から9月14日(16時必着)。詳細は、同社のホームページを参照。
なお、「高齢者居住2020研究会」は、同社と大阪市立大学大学院生活科学研究科が連携し、65歳以上の高齢者数がピークを迎える2020年に団塊世代が高齢者になった場合の住まいや地域の仕組み、サポート体制などのモデルプランを作ることを目的に、05年10月に設立したもの。